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会社法が施行されたことにより、株式会社の資本金が1円でよい、取締役が1人でよい、などの制度の簡略化がされ、今までよりかなり手軽に株式会社を設立することができるようになりました。

しかし、簡単に会社を設立することはできますが、会社を設立した後、会社を維持していくためには、費用もかかりますし、税務や法律の知識も必要となります。

会社を設立する前に、会社設立によってどのようなメリットとデメリットがあるのかを、しっかりと把握しておく必要があります。

 

メリット


●社会的信頼が大きくなる

やはり世間的には、個人で事業をしている場合と、会社を設立している場合とでは、社会的な信用に差がでてきます。取引先によっては、会社でなければ取引はできないという場合もあるようです。

また、広告や宣伝をする際にも、会社として世間にでていく方が消費者の信用を得られやすいのではないでしょうか。

●会社の役員報酬を会社の経費として引ける

例えば、個人事業主・会社のそれぞれの所得を3000万円とします。
個人事業主の場合は、この金額がそのまま課税所得金額となるので、3000万円に所得税・住民税・個人事業税が課税されます。

会社の場合は、所得から役員報酬を引くので、例えば、役員報酬が月々100万円の場合では、年間で1200万円になるので、3000万円から1200万円を引いた1800万円が課税所得金額となり、会社の法人税・住民税・法人事業税をおさえることができます。

●資本金が1000万円以下の場合、最初の2期の消費税が非課税となる

●減価償却費の計上が任意でできる

30万円以上の物を経費で購入した場合、経費を数年に分けて計上する制度がありますが、会社では、この減価償却費を計上しないこともできます。

その期の売上げを黒字にしたいのに、赤字になってしまう場合などには、減価償却費を計上しないことで、売上げの調整ができます。

●青色欠損金が7年間繰り越しできる

赤字が出ても、その赤字を翌期に繰り越せるという制度で、個人事業主では3年間しか繰り越せません。

この制度は、会社を設立した後の収入が安定しない時期には有利な制度です。

●会社役員にも退職金を支給できる

 

デメリット


●会社設立に費用と手間がかかる

●会社を維持していくために手間がかかる

会社の経理事務などの会社を維持していくための手続きは、個人事業よりも多く、厳密に処理する必要があります。

●地方税が年間最低7万円かかる

このように、会社を設立することで生じるデメリットもありますが、売上げが上がってくればメリットの方がかなり大きいといえると思われます。 ただし、税金や儲けばかりを気にしてしまうと進むべき道を誤ってしまいかねません。設立した会社がいかに社会的使命を果たしていくのか、会社の存在意義は何かといった経営理念に基づき、顧客、取引先、従業員やその家族の幸せを一番に考えていくべきでしょう。

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